学力(まなぶちから)がなければ人間の進歩・成長はない

集中する対象が

集中できない1年生の授業風景

 

先生の説明が始まると、とたんに自分の世界に入ってしまう。

A君...シャーペンの芯をいっぱいまで出して、どこまで曲げたら折れるか強度テストに突入。

    集中して一生懸命に取り組む。周りの音は全く耳に入らない。全神経を一点に集中。

     ― 授業中だよ

B君...完全に自分の世界に入り込んで、どこを見ているのか、焦点がうつろ。

    頭の中で、どんな物語が繰り広げられているのでしょう。

     ― 授業中だよ

C君...一生懸命にシャーペンを分解して構造を調べる。そして、組み立てて動作をチェック。

    次はボールペンの番。3色ボールペンをばらして再び組み立て。

    将来は精密機械関係の仕事に就く予定でしょう。

     ― 授業中だよ

 

 ごく少人数での塾の授業でもこんな調子だから、学校ではほとんど先生の説明を聞いていない

であろうことは容易に推測できる。

 小学校からの習慣ですから、なかなか治らない。半年~1年間のしつけ教育期間が必要。

長い勝負になりそうだ。