塾長のつぶやき
集中できない1年生の授業風景
先生の説明が始まると、とたんに自分の世界に入ってしまう。
A君...シャーペンの芯をいっぱいまで出して、どこまで曲げたら折れるか強度テストに突入。
集中して一生懸命に取り組む。周りの音は全く耳に入らない。全神経を一点に集中。
― 授業中だよ
B君...完全に自分の世界に入り込んで、どこを見ているのか、焦点がうつろ。
頭の中で、どんな物語が繰り広げられているのでしょう。
― 授業中だよ
C君...一生懸命にシャーペンを分解して構造を調べる。そして、組み立てて動作をチェック。
次はボールペンの番。3色ボールペンをばらして再び組み立て。
将来は精密機械関係の仕事に就く予定でしょう。
― 授業中だよ
ごく少人数での塾の授業でもこんな調子だから、学校ではほとんど先生の説明を聞いていない
であろうことは容易に推測できる。
小学校からの習慣ですから、なかなか治らない。半年~1年間のしつけ教育期間が必要。
長い勝負になりそうだ。
1年生の英語の授業。
M先生「これをノートのこの部分へ写してね」
・・・・・・・・・みんな、黙々と取り組む
突然、Aさん「〇〇君が違うところへ書きゆう!」
Aさんと〇〇君の席はずっと離れている。おまけにAさんが前。
どうやって見たんだろう??
この能力、ほかに活かす道はないものだろうか。
28年11月の統一模試で、受験者2611人中、
K君が数学で1番
Hさんが理科で1番
をとりました。たいしたものだ。
仁淀川河口大橋から東へ少し行ったところに、防潮堤から海岸へ降りる通路がある。その先に大きな水溜りができていて、車で通るたびにみんなタイヤが泥だらけ。そこで、排水のために溝を掘ることにした。
つるはしで固い地面をたたいている途中、何台かの車が通り過ぎる。
中年のおじさんたちは無言で通り過ぎる。
若い女の子2人組は「すみません」と言いながら通る。
そんな中、1台の車が止まり、中から若い男の子が「ご苦労さんです。手伝いましょうか?」と声をかけてくれた。最近の若いもんも捨ててものじゃない。いい汗だった。
夜、手を見たら血豆が3つできていた。
2015.04.28
一人の男の子が、たこ焼きを食べた後のトレーをビニール袋にくるんで自分のバッグに入れていた。ごみ箱に捨てるとたこ焼きのソースが流れてゴミ箱が汚れるから、と。
こんな心遣いが自然にできるように育てられた子供は幸せですね。大きな財産をもらっているんですもの。
2014.10.09