学力(まなぶちから)がなければ人間の進歩・成長はない

塾長のつぶやき

英語の授業中

C先生「今日はsome と any の復習から入ります。」
A君「サム、エニーって誰ですか?」
C先生「・・・・・」

A君にはサム君という友達がいるのだろうか?
最近、新1年生の学力がどんどん落ちている。順調に(?)下がっている。どうしてだろう?

「ゆとり世代」は心配されていたほど落ち込んではいなかったのに、「ゆとり世代」のずっと後になって悪くなっている。勉強する内容は増えたのに授業時間は増えずに、子どもたちが消化しきれていないのだろうか?
それでも、小学校では最低限の四則計算力や漢字は身につけておいてほしい。

まさか「小学校の先生の力が落ちた」ってことはないでしょうね。最も危惧することであるが、その可能性がないとは言い切れない。もしそうなら、対処は簡単ではない。
合格報告の実況中継

「プルン・プルン・プルン」電話
「受かったーーー」
「そう、よかったね、誰?」
「受かったでー」
「おめでとう! 誰?」
「チヨさん、受かりましたぁぁっ!」
「はい、ほんで、誰?」
「受かったきー」
「おめでとう! ほんで、誰ぞね?」
「〇〇です」
「きゃぁー、よかった。おめでとう!!!」

名前を告げるのも忘れて・・・
うれしかった気持ちが十分伝わってくる会話でした。


集中できない1年生の授業風景

 

先生の説明が始まると、とたんに自分の世界に入ってしまう。

A君...シャーペンの芯をいっぱいまで出して、どこまで曲げたら折れるか強度テストに突入。

    集中して一生懸命に取り組む。周りの音は全く耳に入らない。全神経を一点に集中。

     ― 授業中だよ

B君...完全に自分の世界に入り込んで、どこを見ているのか、焦点がうつろ。

    頭の中で、どんな物語が繰り広げられているのでしょう。

     ― 授業中だよ

C君...一生懸命にシャーペンを分解して構造を調べる。そして、組み立てて動作をチェック。

    次はボールペンの番。3色ボールペンをばらして再び組み立て。

    将来は精密機械関係の仕事に就く予定でしょう。

     ― 授業中だよ

 

 ごく少人数での塾の授業でもこんな調子だから、学校ではほとんど先生の説明を聞いていない

であろうことは容易に推測できる。

 小学校からの習慣ですから、なかなか治らない。半年~1年間のしつけ教育期間が必要。

長い勝負になりそうだ。

1年生の英語の授業。

 

M先生「これをノートのこの部分へ写してね」

・・・・・・・・・みんな、黙々と取り組む

突然、Aさん「〇〇君が違うところへ書きゆう!」

 

Aさんと〇〇君の席はずっと離れている。おまけにAさんが前。

どうやって見たんだろう??

この能力、ほかに活かす道はないものだろうか。

28年11月の統一模試で、受験者2611人中、

K君が数学で1番

Hさんが理科で1番

をとりました。たいしたものだ。

 

MRJ

三菱リージョナルジェットが初飛行に成功しましたね。感動しました。
11日の午前中、いつ離陸するのだろうと、ライブ中継に見入っていたらすでに着陸した後でした。くやしいので、YouTubeで初フライトを何度も見たことでした。
これをきっかけに、エンジニアを目指す人が増えてくれればうれしいことですし、順調に受注をのばして雇用創出にも貢献してもらいたいものです。

2015.11.12

雑誌の取材を受けました。

しかも、なんとタレントの矢部美穂さんの訪問。

佑啓塾理念の「頑張る力を育てる」に興味を持たれたそうです。

きれいですね、見とれてしまいました。

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             最後には固い握手、というよりは、手を握り締めて・・・

 

2015.05.02

 

 

 

 仁淀川河口大橋から東へ少し行ったところに、防潮堤から海岸へ降りる通路がある。その先に大きな水溜りができていて、車で通るたびにみんなタイヤが泥だらけ。そこで、排水のために溝を掘ることにした。

つるはしで固い地面をたたいている途中、何台かの車が通り過ぎる。

中年のおじさんたちは無言で通り過ぎる。

若い女の子2人組は「すみません」と言いながら通る。

そんな中、1台の車が止まり、中から若い男の子が「ご苦労さんです。手伝いましょうか?」と声をかけてくれた。最近の若いもんも捨ててものじゃない。いい汗だった。

夜、手を見たら血豆が3つできていた。

 

2015.04.28

一人の男の子が、たこ焼きを食べた後のトレーをビニール袋にくるんで自分のバッグに入れていた。ごみ箱に捨てるとたこ焼きのソースが流れてゴミ箱が汚れるから、と。

こんな心遣いが自然にできるように育てられた子供は幸せですね。大きな財産をもらっているんですもの。

 

2014.10.09